はじめに
Linux( Ubuntu 16.04 )にProcessing3を入れて使っています。別のPCで使っていたスケッチを開いた時に、コメント文の日本語が表示されませんでした。フォント設定を忘れていたことに気づいたので、やりました。環境は以下の通りです。
- Ubuntu 16.04
- Processing 3.5.3
設定方法
設定ファイルである
~/.processing/preferences.txt
のフォント設定箇所
editor.font.family=Source Code Pro
を、日本語の文字が入っているフォントを使う設定に書き換えます。Processingの
ファイル→設定...→/home/ユーザー名/.processing/preferences.txt
のリンクをクリックするとpreferences.txtを開けます。このファイルは設定ファイルなので、書き換える前に、必ずProcessingを終了させてください。
結論から言うと、「Noto Sans Mono CJK JP Regular」で日本語表示ができました。
editor.font.family=Noto Sans Mono CJK JP Regular
日本語を扱えるフォントを調べる
日本語を扱えるフォントを調べました。
以下のスケッチ(ソースコード)をprocessingで実行すると、フォントリストをProcessingIDEの下のConsoleに出力することができます。
void setup(){ printArray(PFont.list()); } void draw(){ }
フォント名に「JP」を含んでいた、あたりをつけたフォントは、日本語の文字を含んでいたことがわかりました。
この他のフォントはまだ試していないのですが、同じようにして要素番号を変えて試せるのでやってみたいと思います。